令和6年9月19日午前、連休明けの混雑時に、予約されずに直接来院された後、「待ち時間が長い」「お前のやり方が悪い」と長時間、受付に文句を言い続けていたお父さんがおられました。受付は、予約の人が優先で直接来院は時間がかかることや本日大変混んでいることを説明し、順番が来るまで気に掛けてお声がけしていたのですが「お前に何が判るか」など言われ、周りの方が怖くなるほどの状況だったと聞いております。
数分後、警察官4名が入って来られて「院長に暴力を振るわれた。カメラも無いし水かけ論になるが、院長に謝って欲しいと主張している」と言われました。当院はお子さんとご両親、スタッフを守るため防犯カメラを院内外に設置し、セコムが駆け付けるようにしています。医師の暴力を主張されているようでしたが、事実は無く、逆にご自分の受付での様子がカメラに映っていると警察官から伝えてもらいました。結果、お父さんは「大ごとにするつもりはなかった」と帰って行かれました。その間、スタッフも院長も最初の混雑より大変になりました。
長時間のクレームこそ暴言・暴力です。「ネットに悪口を書くぞ」は脅迫です。ネットの書き込みは自由ですが、内容により名誉棄損などになります。警察に電話するのも自由ですが、混雑している診療時間中に診療妨害になりました。受付は長時間文句を言われた上、急に入って来られた警察官の事情徴収を受けながら、冷静に会計業務を続ける困難に直面しました。医師は、まだ待っている多くの患者さんを心配し、診察しながら、4名の警察官に対応することとなりました。
過去にネットカフェなどからIPアドレスを変えて誹謗中傷されている父母もありますが、その場合も大抵、判明していて拝聴放置しています。今回はネットへの書き込みや推移も見て、厳正な法的措置を講じるつもりです。
皆さまにおかれましては、これからも待ち時間や他の質問を受付にされてもクレームだとは思いませんので、どうか安心してご質問下さい。思ったより待ち時間が長くなった時は途中でキャンセルされることも可能です。
ただ、コロナの流行時でも医院を辞めず、発熱患者さんにも対応し続けてくれたスタッフたちです。温かく接して下さい。スタッフ側にも患者さんに親切に対応することを心がけるよう再度、申し伝えました。
皆さまと仲良く過ごし、診療を続けて行ければと希望しております。これからも、よろしくお願いいたします。
最期になりましたが、令和6年9月19日の同時間帯に待合室に居られたお母さん・お父さん、大変驚かれたことでしょう。怖かったとも思います。申し訳ありませんでした。医院として心からお詫びを申し上げます。(事務長)